「プルーンって全部同じ味だと思っていた」という人にこそ読んでほしい内容です。今回サクトコモロト編集部では、佐久市の「道の駅 ヘルシーテラス佐久南」で「くらしま早生」「サマーキュート」「ローブド」の3品種を購入し、常温・冷蔵の両方で編集部4人が食べ比べてみました。結論から言うと、3品種すべてで「常温の方がおいしい」という結果になりました。
今回使ったプルーンとお店情報
購入したのは9月2日、佐久市の「道の駅 ヘルシーテラス佐久南」で仕入れた「くらしま早生」「サマーキュート」「ローブド」の3品種です。

長野県はプルーンの一大産地で、国内生産量のシェアはおよそ半分近くを占めています。7月中旬から9月下旬にかけて品種のリレー出荷が続くので、時期によって出会える味が変わるのもプルーンの面白いところです。
今回の食べ比べは編集部4人で実施。前回の桃の食べ比べ同様、編集長はプルーンアレルギーのため一口だけの味見にとどめ、評価には参加していません。
プルーンの検証方法:常温 vs 冷蔵、条件をそろえて食べ比べ
検証はシンプルです。「くらしま早生」「サマーキュート」「ローブド」の3品種それぞれについて、常温に置いたものと冷蔵庫で冷やしたものをカットし、4人で食べ比べました。
まず気づいたのがカットのしやすさの違いです。冷蔵したプルーンは種に果肉がべったりとこびりついてしまい、うまくはがれません。一方の常温のものはスッと種離れがよく、格段にカットしやすい状態でした。
味の違いにも理由がありそうです。常温に置いておくことで種離れがよくなるのと同時に、香りがしっかり開いてくる様子が感じられました。冷蔵で冷やすと香りが立ちにくく、そのぶん硬さだけが際立ってしまうのかもしれません。

プルーンの品種ごとの評価(甘み・硬さ・酸味を5段階評価)
以下は、味の良かった常温の状態で採点した結果です。
| くらしま早生 | サマーキュート | ローブド | |
|---|---|---|---|
| 甘み | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 硬さ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ |
| 酸味 | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ |
甘みだけを見ると、ローブドがいちばん甘く、僅差でサマーキュート、くらしま早生はひかえめでした。逆に硬さはサマーキュートが一番しっかりしていて、ローブドは3種の中でいちばん柔らかい仕上がりでした。酸味はサマーキュートだけがはっきり感じられ、くらしまとローブドはどちらも控えめという結果に。
3品種の味の違いを言葉にすると
数字だけでは伝わりにくい部分もあるので、実際に食べた印象を言葉にしてみます。
くらしま早生
甘みと軽い酸味のバランスが取れていて、安心感のある王道の味わい。皮の渋みも控えめで、プルーンをはじめて食べる人にもすんなり受け入れられそうな味です。
サマーキュート
最初に甘さがふわっと来たかと思うと、途中でしっかりした酸味が主張してきて、最後にまた甘さの余韻が残る。ひと口の中で味の展開が忙しいタイプです。
ローブド
皮をむいた瞬間から香りが強く、口に入れると酸味をほとんど感じないくらい甘みが前に出てきます。3品種の中でいちばん柔らかく、果汁もたっぷりでした。
みんなの好みが分かれた結果
評価に参加した4人のうち、編集部内では3人が支持したのは「くらしま早生」でした。
- みんなが想像する“ザ・プルーン”の味がして、普通においしい
一方、残りの1人が推したのは「サマーキュート」でした。
- 3種類の中で一番硬くて、酸っぱさがあっておいしい
多数決では王道派の勝利でしたが、酸味と歯ごたえを求める人にはサマーキュートが刺さる、という好みの分かれ方がはっきり見えた結果でした。
まとめ
- 常温と冷蔵を食べ比べた結果、3品種すべてで「常温の方がおいしい」という結果に
- くらしま早生は王道の味わい、サマーキュートは甘み→酸味→甘みと味の展開が忙しいタイプ、ローブドは香り高く酸味が少ない甘さが特徴
- 甘みはローブド、硬さと酸味はサマーキュートが一番強かった
- 買うときは皮にシワが出て柔らかくなったものが食べ頃の目安(購入後は常温で保存し、早めに食べきるのがおすすめ)
- プルーンは道の駅 ヘルシーテラス佐久南で購入可能
道の駅 ヘルシーテラス佐久南の情報

| 施設名 | 道の駅 ヘルシーテラス佐久南 |
|---|---|
| 住所 | 長野県佐久市伴野7-1 |
| 電話・営業時間 | 0267-78-3383 ふるさと自慢館 9:00〜18:00(水曜定休) |
プルーンは品種によって甘み・酸味・食感がここまで違うのかと驚かされた食べ比べでした。道の駅 ヘルシーテラス佐久南に立ち寄る機会があれば、ぜひ複数品種を買って自分の推しプルーンを見つけてみてください。
