「佐久メッセ」って、一般の人がふらっと行ってもいいのかな

行けました。しかも無料。お目当てだったジョジョコラボのスキーポールも、ちゃんと見られました

佐久メッセ(正式名称:SAKUメッセ)とは、佐久地域の企業・学校・団体がブースを出す、入場無料の見本市です。長野県や佐久市などでつくる実行委員会が主催しています。2026年は9月3日〜5日に佐久市総合体育館で開かれ、そのうち9月4日に行ってきました。ミニ四駆大会や、バイオマス素材のボトルや金属の迷路ゲームなど、いろんなブースを見て回りました。(取材日:2026年9月4日)
※2026年の開催は終了しています。


目次

SAKUメッセ(佐久メッセ)ってどんなイベント?

「SAKUメッセ」は、長野県・佐久市・御代田町・立科町・佐久商工会議所・佐久青年会議所など、地域のいろいろな団体が実行委員会をつくって開いている見本市です。

佐久市総合体育館の入口に掲げられた「SAKUメッセ2026」の看板と会期の案内
佐久市総合体育館の入口。会期は9/3(木)9:30〜16:00、9/4(金)・9/5(土)は9:00〜16:00

コンセプトは「より豊かに生きる 佐久地域を共に創る」。体育館の中に、佐久のいろんな会社・学校・団体がブースを出しています。

正直、佐久に住んでいても「この会社、何を作ってるんだろう」って思うこと、けっこうあります

私が行った9月4日(金)は小学生見学会の日。13時ごろに着いたときも、小学校が各校でまとまって来場していて、かなりにぎわっていました。来年ゆっくり回りたい人は、見学会の日程を公式サイトで確認しておくと安心です。


体育館いっぱいに佐久の企業が並ぶ、独特の熱気

体育館のフロア全体に、パーテーションで区切られたブースがずらっと並んでいます。

体育館内に置かれた大きな「SAKU」の立体ロゴと、奥に並ぶ展示ブース
会場に入ってまず目に入る、大きな「SAKU」の立体ロゴ

製造業、建設業、化粧品、食品、学校まで、業種はほんとうにばらばら。見本市というより文化祭に近いにぎやかさでした。

ブースの前に並ぶ子どもたちでにぎわう佐久メッセの会場
見学に来た小学生で、通路はこのにぎわい

お目当ては、SINANOのジョジョコラボ スキーポール

今回、半分はこれを見るために来たと言ってもいいのが、佐久市のSINANO(シナノ)のブースです。アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」とコラボしたスキーポールがあることは知っていて、SINANOさんが出店することも事前にチェック済み。現物が見られるかな、と思いながら向かいました。

ブースの方にお声がけして実物を見せていただきました。

「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクター絵柄が入ったSINANOのスキーポール
商品名は「フリーFAST-α[ジョジョの奇妙な冒険]」。絵柄は全5種

実物は意外とさりげないデザインで、よく見たら「ジョジョじゃん!」ってなる感じ。そこがまたいいなと思いました。デザインで選ぶならスタープラチナとザ・ワールドが描かれたパープルのポールが好みでした。

気になっていたポールの現物を見られて、今回いちばんテンションが上がりましたッ

ちなみにSINANOさんは、ミニ四駆大会にもマシン「POLE&GO」で出場していました(大会レポートによると、敗者復活戦で惜しくも敗退)。


製造業対抗ミニ四駆大会「SAKUメッセ杯」のようすと結果

会場のステージ前には、「第2回 製造業対抗 ミニ四駆大会 SAKUメッセ杯 〜魔改造のSAKU〜」のコースが組まれていました。地元の製造業の会社が、自社の技術を組み込んだミニ四駆で競う大会です。私が行った9月4日は予選の日で、実際にマシンがコースを走っているところを見られました。そのときの観客は子どもより大人が中心。コースのまわりに大人たちがたくさん集まっていました。

製造業対抗ミニ四駆大会「SAKUメッセ杯」の立体コース
協賛は佐久市工場協会、運営協力はザ・クラフターズ

私の世代だと、ミニ四駆といえばコロコロコミック。大人たちが夢中で見ているのも、なんだか分かる気がしました

ルールで面白いのが、出場するマシンに自社の技術を一つ以上入れること。市販のパーツを組み合わせるだけではだめで、自社で加工した部品を載せる決まりです。コースは仕掛け(ギミック)付きで、専用コントローラーでマシンの前進・後退・ブレーキを操作しながら走らせます。

日程9月4日(金)13:00〜 開会式・予選
9月5日(土)13:00〜 準決勝・決勝・タイムアタック・表彰式
会場佐久市総合体育館(SAKUメッセ会場)ステージ前
出場18チーム(うち学校と企業の合同チームが3チーム)
レーストーナメント方式(敗者復活あり)。1レース最大4台が同時に走り、5周を走り切った順に順位を決める
コースザ・クラフターズ設計・製作のサーキット。仕掛け(ギミック)付き
大会概要(大会ルールブック・ザ・クラフターズの大会レポートより)

私は結果までは見ていませんが、翌5日の決勝で順位が決まりました。

順位チームマシン名
優勝長野吉田工業PET BULL
準優勝東京マイクロTokyo Micro Mark Ⅱ
3位サワイSAWAI VALUE RUNNER
第2回 SAKUメッセ杯の結果。タイムアタックは決勝で32.960秒まで縮まったそうです(ザ・クラフターズの大会レポートより)

ほかにも気になった、佐久の会社のブース

ポールを見て満足したあとは、ほかのブースもひととおり回ってみました。普段の生活では知ることのない、佐久の会社の技術やキャラクターがたくさん見られました。

平和化学工業所の「バイオマスボトル」

じっくり見たのが、佐久市に工場がある株式会社平和化学工業所のブースです。木粉やお米、茶殻、コットン、竹、ぶどうの皮、コーヒーの抽出残渣、卵の殻、貝殻(ホタテ)といった、いろいろな素材から作ったバイオマスボトルやタンブラーがずらっと並んでいました。

木粉・お米・茶殻・貝殻など素材ごとに並んだ平和化学工業所のバイオマスボトル
素材ごとの配合比率つき。例:木粉23%・サトウキビ20%・石油由来57%

ブースにはインターンに来ているアフリカからの留学生もいて、アフリカのゴミ問題について説明してくれました。

地元の会社に、アフリカの留学生がインターンに来ていたりするんだ!と驚きました

平和化学工業所の「未利用資源・難再資源化廃棄物を活用した循環型素材製造技術」が、COP31(国連の気候変動会議)のジャパン・パビリオン開催地展示に採択されたという掲示もありました。採択されたのは15件で、AGCやダイキン工業、三菱重工業、LIXILといった大企業と並んで、佐久の会社が選ばれています。すごい!

同じブースでは、バイオマス素材(カカオの殻を使った「cacao husk(カカオハスク)」という素材)で作った定規に、好きなマークと名前を刻印できる体験もやっていました。

バイオマス素材の定規に好きなマークと名前を刻印できることを案内するパネル
刻印できるマークの見本

子どもたちに混ざって、私もやってもらいました。

猫のマークと「サクコモ」の文字を刻印してもらったバイオマス素材の定規
せっかくなので「サクコモ」と刻印してもらいました

金属の迷路ゲーム「キンゾク魂フルバースト」

佐久市工場団地事業協同組合のブースでは、「キンゾク魂フルバースト」という手作りの金属迷路ゲームがありました。

金属でできた迷路ゲーム「キンゾク魂フルバースト」に挑戦する子ども
電流イライラ棒を思い出す…

ゲームの土台になっている「SAKU」の文字も、金属で溶接されたオブジェになっていて、遊び道具そのものが技術の見本になっているのが面白いところです。大人の私も、正直やってみたかった…!

フロアカーリングの体験ゾーン

フロアカーリングの体験ゾーンでは、シチズングループが応援しているカーリングチーム「SC軽井沢クラブ」の選手の皆さんが、小中学生向けに体験会をやっていました。ここでは床に細長いマットを敷いて、その上でストーンを滑らせて的を狙っていました。

体育館のフロアに設けられたフロアカーリングの体験ゾーン

高見沢メックスの新キャラクター「メックチュン」

佐久市の高見沢メックスのブースでは、新キャラクター「メックチュン」がお披露目されていました。モチーフはシマエナガなのだそうです。

高見沢メックスのインスタでもお披露目されてました

来年行く人へ:佐久メッセの会場と駐車場

会場の佐久市総合体育館(佐久市中込2939)は、JR小海線・北中込駅から歩いて約5分です。

2026年は、体育館の周辺と体育館裏手の奥の第2駐車場が駐車場になっていました。体育館と駒場公園のあいだの空き地も駐車場として使われていました。

台数までは数えていませんが、9月4日の来場時は、体育館まわりの駐車場が体感で9割ほど埋まっている状態でした。来年行く人は、時間に余裕をもって向かうと安心です。


まとめ:地元企業を気軽に知れる見本市でした

ジョジョコラボのスキーポールを実際に見られて、行ったかいがありました。ほかのブースも、「佐久の会社でこんなことやってるんだ!」という発見の連続でした。

来年もし同じように開催されたら、今度はもっと時間をかけて、全部のブースをじっくり見て回りたいと思います。

ちなみに、体育館の外には猫がいました…♡

体育館の外の階段に座るキジトラの猫
体育館の外を歩くキジトラの猫
この記事を書いた人
山小屋ビール

山小屋ビール

山が好きすぎて関西から佐久へ移住して4年目。

平日は仕事して、夜はゲーム。休日はウォーキングや登山など、体力を使うアクティビティが好きです。

体を動かしてベストコンディションになってから味わう、美味しい食べ物とお酒をいつも探しています。

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