「スマホで、土星って撮れるの?」——その答えを、天文台の望遠鏡で確かめられる5日間が、2026年10月21日(水)〜25日(日)にやってきます。佐久市の天体観測施設「うすだスタードーム」で開かれる、天体写真体験週間「スマホで土星を撮ろう!」です。入館料だけで参加できます。
| おすすめ度 | ★★★★☆(見頃の土星を、天文台の望遠鏡を使って自分のスマホで撮る体験ができる) |
|---|---|
| レア度(今・ここだけ度) | ★★★☆☆(土星の見頃に合わせた5日間。2026年度の予定表で、土星の撮影企画はこの期間のみ) |
| ファミリー向け | ★★★☆☆(小中学生は260円。夜19:30〜21:00の開催で、小さな子は眠くなる時間帯) |
| アクセス | ★★☆☆☆(駐車場は19台と少なめ。電車の場合は駅から車が必要で、帰りの足に注意) |
「スマホで土星を撮ろう」ってどんなイベント?
「スマホで土星を撮ろう!」とは、佐久市の天体観測施設「うすだスタードーム」で2026年10月21日(水)〜25日(日)の夜に開かれる、土星の撮影体験イベントです。スタードームの望遠鏡を使い、手持ちのスマートフォンやコンパクトデジタルカメラで土星の撮影に挑戦できるのが特徴です。
| 開催日時 | 2026年10月21日(水)〜25日(日) 19:30〜21:00(施設の最終入館は21:00) |
|---|---|
| 会場 | うすだスタードーム(佐久市天体観測施設)/長野県佐久市臼田3113-1 |
| 内容 | スタードームの望遠鏡を使って、スマートフォンやデジタルカメラで土星を撮影する体験 |
| 参加費 | 入館料のみ:一般520円・小中学生260円 |
| 予約 | 不要 |
| 雨天・曇天時 | 中止 |
| アクセス(車) | 上信越自動車道 佐久ICから国道141号線経由で約30分/中部横断自動車道 佐久臼田ICから約15分(国道141号線の伊勢宮信号から西へ約5km) |
| アクセス(電車) | 北陸新幹線 佐久平駅からJR小海線で臼田駅下車、そこから車で約15分。臼田駅から佐久平・小諸方面へ帰る最終電車は21:07です(2026年10月時点のJR東日本の時刻表) |
| 駐車場 | 19台 |
| 問い合わせ | うすだスタードーム TEL 0267-82-0200 |
| 公式情報 | 佐久市公式サイト「今月の見どころ情報」/2026年度イベント予定 |
イベントの終わりと施設の最終入館が、どちらも21:00です。撮影の受付が何時までかは案内がないので、早めの時間に着くつもりで出かけると安心です。
今年の10月、うすだスタードームがおすすめな理由
① 10月は土星の見頃。2026年は環が少し開いて見える
国立天文台によると、土星は2026年10月4日に「衝(しょう)」を迎えました。衝とは、地球から見て太陽のちょうど反対側に来る時期のことです。日の入りのころに東の空から昇り、真夜中には南の高い空に見え、ほぼ一晩中観察できます。10月の明るさは0.3〜0.5等です。等級は数字が小さいほど明るく、1等星より明るい見え方です(国立天文台「ほしぞら情報2026年10月」)。
土星の環は、2025年はほとんど真横から見る状態で非常に細く見えましたが、2026年は傾きがやや増して、環が少し開いて見えます。
② 10月24日(土)は、夜空で月と土星がならぶ日
国立天文台によると、10月24日は月が土星に近づく日です。宵のころ、南東の空で月の下側に土星がならんで見えます。最も近づいて見えるのは19時ごろ(東京の場合)で、2つは約5.5度(月の見かけの直径の約10倍)離れています。この離れ具合は、開始の19:30以降も大きく変わりません(国立天文台「土星に月が接近」)。
③ 口径60cmの望遠鏡がある公開天文台
うすだスタードームには、口径60cmの反射望遠鏡1基と、口径20cmの屈折望遠鏡2基があります。公式サイトは、20cm屈折望遠鏡を「惑星や二重星の観測に威力を発揮します」と紹介しています。
スマホで土星は本当に撮れる?
2025年は、5日間(11月12日〜16日)でのべ80人がスマホやデジカメで土星を撮影しています(佐久市公式サイト「アルバム」)。この体験週間は2024年11月13日〜17日(長野県佐久地域振興局の月間イベント資料)にも開かれました。
今年の公式の案内は「土星撮影に挑戦」です。どこまで写るかは、当日の空の状態や使うカメラによって変わります。
雨や曇りでも開催する?
雨天・曇天時は中止です。うすだスタードームでは、ふだんの夜の観望会について「天候により星が見られない場合、星空のスライドショーをお楽しみいただきます」と案内しています(このイベントが中止になった日も同じかは書かれていません)。5日間あるので、天気予報を見て晴れそうな日を選べます。
「スマホで土星を撮ろう」に行く前に知っておきたいこと
- 予約はいりません。入館料を払えば参加できます。
- 電車の方は、臼田駅と施設の間の車(送迎やタクシー)を前もって考えておくと安心です。
- 駐車場は19台。何人かで行くなら乗り合わせが安心です。
- 小学1年生は「オールマイティパス」で入館料が免除になります(くわしくは下)。
- 「お月見ペアチケット」(2枚1組500円)も販売中。詳しくはうすだスタードーム30周年の記事、または佐久市公式サイト「開館30周年記念事業」へ。
オールマイティパスは、全国の小学1年生が、佐久市で交付を受けられるパスです。パスを持っている子は、入館料が免除になります。「ながの子育て家庭優待パスポート」を見せると、団体料金扱いになります。どちらもふだんの入館の割引です(佐久市公式サイト「うすだスタードームのご案内」)。
撮影の受付締切、中止の判断と連絡方法、中止の日の入館、未就学児の料金、支払い方法、一眼レフ・ミラーレスの可否、使う望遠鏡、割引やペアチケットがこのイベントで使えるかは、公式ページに案内がありません。気になる方は、うすだスタードーム(0267-82-0200)へ電話で確認すると安心です。
持ち物・確認チェックリスト
- 撮影に使うスマートフォンやデジタルカメラ(充電を満タンに)
- モバイルバッテリー(寒いと電池が減りやすいため)
- 入館料ぶんの現金(支払い方法の案内がないため)
- 防寒着・使い捨てカイロ(10月下旬の夜に備えて)
- 出発前に、天気と開催の有無(雨天・曇天は中止)
- 電車の方は、帰りの足(臼田駅の佐久平・小諸方面の最終は21:07。駅まで車で約15分なので、20:45ごろには会場を出発)
まとめ
5日間のうち、晴れそうな夜を選んで、自分のスマホで土星の環に挑戦してみてください。24日(土)は、月と土星がならぶ夜でもあります。
うすだスタードームの開館30周年(11/28・29の無料開放と記念講演会)については、こちらの記事で紹介しています。
【佐久市】うすだスタードーム30周年|11/28・29無料開放&講演会
2026年10月8日時点の情報です。