りんごのタルトタタン

タルトタタンとは、キャラメリゼ(砂糖を焦がして色と香りをつけること)したりんごの上にパイシートをのせて焼き、最後にひっくり返して仕上げるりんごの焼き菓子です。わが家では、長女が3歳くらいの頃からよく作っていた思い出のお菓子。りんごを毎年たくさんもらうので、キャラメル煮にして一緒に食べるのが定番でした。今回は9月に、「バターが無かったから」という理由で、砂糖・水・米油(こめあぶら)でキャラメルを作るところから始めました。決まっているのはりんごとパイシートだけ、あとは目分量でなんとかなります。

目次

わが家のタルトタタンの材料(目安)

決まっているもの

  • りんご 2個(今回はシナノリップ、1個を8等分のくし切りに)
  • パイシート(市販の冷凍パイシート)1枚

あるもので変えていいもの(今回はこれで代用)

  • 砂糖(キャラメル用)約50g
  • 水(キャラメル用。砂糖がしっとりなじむ程度、大さじ1〜2くらい)
  • 米油(バターの代わり)小さじ2
  • レモン汁 小さじ1(お好みで)
  • シナモン 少々(お好みで)

使った道具

  • フライパン/パウンドケーキ型/ミトン/型より大きめのお皿

分量はいつも通りぜんぶ目分量です。りんご2個に対して砂糖は50gほど。一般的なレシピでは、りんご5個に砂糖100gほどが目安なので、わが家は少し多めですが、目分量なので気にせず作っています。レモンは爽やかな酸味を出したいときに入れていて、甘い方が好きな子ども向けに作るときは入れません。一般的には、変色を防ぐ効果もあると言われています。

タルトタタンの作り方の流れ

ステップ1:砂糖・水・米油でキャラメルを作る

フライパンに砂糖と水を入れて弱めの中火にかけ、ふつふつと大きな泡が立ってきたら弱火にします。ここで米油を加えます。バターほどの風味は出ませんが、わが家ではつや・口当たりの補いとして加えています。周りから先に色づいてくるので、フライパンを揺すって色を均一にするのがコツです(※かき混ぜすぎると分離しやすいので、揺する程度にとどめます)。

ステップ2:キャラメルでりんごを煮る

できたキャラメルに、切ったりんごとレモン汁を入れて煮ます。りんごがしんなりして、キャラメルの色に染まってきたらOKです。お好みで、最後にシナモンを少し振ります。この工程は長女が隣で一緒に切ったり煮たりしていて、よい思い出になっています。キャラメルは高温になるので、お子さんと作るときは、火のそばは大人がついてください。

フライパンでリンゴを煮る
リンゴのキャラメリゼ調理

ステップ3:型に移してパイシートをかぶせ、はみ出た部分を折り込んで焼く

このフライパンはオーブンに入れられないので、キャラメル液ごと耐熱の型に移し替えます(オーブン対応のフライパンなら、そのまま鍋ごと焼いてもOKです)。煮汁が多く残っている場合は、少し煮詰めてから移すと型からあふれにくくなります。

今回はパウンドケーキ型を使いました。丸型が無くても、家にあるパウンドケーキ型で代用できます。

型にりんごを並べたら、その上からパイシートをかぶせ、型からはみ出した部分は型の内側に折り込みます。こうすることで、りんごがパイシートからむき出しにならずに焼けます。

パイシートを型の内側に折り込んだところ

焼き時間は、180℃に予熱したオーブンで45分ほどが一般的な目安です(デリッシュキッチンの「ツヤツヤりんごたっぷり♪ タルトタタン」などのレシピより)。わが家では予熱をせずに200℃・40分で焼くことが多いですが、これはオーブンの癖に合わせた個人的なやり方です。機種によって差が大きいので、まずは一般的な設定で、様子を見ながら焼いてください。200℃で焼く場合は焦げやすいので、途中で色づきが早ければ、ふんわりアルミホイルをのせます。パイシートに焼き色がついたら焼き上がりの目印です。

ステップ4:ひっくり返して盛り付ける

焼き上がったら5分ほど冷まし、キャラメルが少し落ち着いたところで、型の内側にナイフをくるっと一周させて、パイと型の間をはがしておくと安心です。そのあと、ミトンをして型より大きめのお皿を型にしっかり押し当て、一気にひっくり返します。キャラメルは高温なので、火傷しないようしっかり型を持ってください。お皿は型の縁より一回り大きいものを使うと、キャラメル液が横から漏れにくくなります(念のためトレーの上で作業すると安心です)。キャラメルとりんごが上に来て、つやつやに仕上がります。ここがタルトタタンらしさの一番のポイントです。

バットにひっくり返したタルトタタン

タルトタタンは失敗しても大丈夫?

はい、大丈夫です。今回も、ひっくり返したときに、パイシートがパウンド型にぴったり張り付いていた部分から崩れてしまいました。何度作っても、ひっくり返す瞬間は毎回ドキドキします。それでも、りんごはとろっと柔らかく、キャラメルの香りも残るので、ちゃんとおいしく食べられます。失敗したところは「次はこうしてみよう」と次回の教訓にして、また楽しく作ってみてください。

まとめ

  • バターが無くても、砂糖・水・米油でキャラメルは作れる
  • 材料はりんごとパイシートさえあればOK、あとは家にあるもので調整できる
  • 見た目のムラや多少の失敗があっても、作る時間も含めて楽しい
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